震災遺構 仙台市立荒浜小学校
荒浜小学校は東日本大震災において、児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せました。仙台市では被災した校舎のありのままの姿を震災遺構として保存することにより、津波の威力や脅威を実感し、防災・減災の意識を高める場となることを目的に、校舎を公開しています。
震災遺構仙台市立荒浜小学校見学に関する詳細・注意事項はこちらをご覧ください。
駐車場・トイレ
駐車場
車いす対応の駐車場は2カ所設けられています。
多目的トイレ
多目的トイレは別棟で1カ所あり、開館時はどなたでも利用できます。
オストメイトに対応しています。
介護用ベッドがついています。
調査時よりトイレがリニューアルされておりますが、トイレ内の設備は同じになります。
下の写真がリニューアル後の様子です
校舎見学(1階)
校舎外周
校舎には津波の痕跡が残り、その威力の強さに圧倒されます。
1階校舎内
1階への入口は校舎東側にあります。入口にはスロープがついています。
1階では当時保健室・1年1組の教室だった部屋が公開されています。津波の威力を目の当たりに感じることができます。
2階
荒浜小学校は2階まで津波が到達しました。
鉄柵も大きく変形しているのがわかります。
4階
4階では荒浜小学校における、地震発生から避難、津波の襲来、そして救助されるまでの経過について、写真展示や映像などで紹介されています。荒浜地区の歴史や文化、荒浜小学校の思い出なども紹介されています。
展示室
展示室では地震発生から27時間後の避難者全員救出までをまとめた「3.11荒浜小学校の27時間」が上映されています。(約17分)
廊下には津波により時の止まった時計が展示されています。
屋上
屋上からは周辺が見渡せます。かつては多くの家があった場所が今は荒れ地のようになっています。復興にはまだまだであることを実感することができます。
エレベーター
各階へはエレベーターで移動します。
1階からは外からのアプローチになり、各階へ通り抜けるタイプになります。
エレベーターへは向かって右のスロープを利用してください。
2階、4階、屋上は校舎側のドアが開きます。
市営バスでのアクセス
今回は仙台市営バスで伺わせていただきました。
仙台市交通局では平成30年4月1日現在で総車両480両中303両がノンステップバスとなっていますが、荒浜小学校までのバスは本数が少ないために今回は事前に交通局に連絡してバスを回していただくことにしました。
時刻表などの情報はこちらをご覧ください。
出発は仙台市営地下鉄東西線の新井駅が起点となります。
荒井駅2番乗り場から乗車し、所有時間は約15分です。
事前に連絡していたのでスムーズに乗車できました。
バスにしっかりと固定していただきました。
荒浜小学校に到着しました。
実は荒浜小学校のバス停は砂利になっていて車いすでは移動が大変だから、ということで今回は舗装した場所での降車となりました。
本来は、だれでも当たり前のように自由に利用できるアクセスが求められますが、今回は事前に連絡をしていたことによりスムーズに移動することができました。(2018年10月の情報です)
今回の降車場所です。
こちらが本来のバス停の様子です。