海岸公園井土地区(冒険広場エリア)
仙台市若林区にある海岸公園は東日本大震災の津波により、駐車場・管理棟など広範囲で浸水の被害を受けました。
当時、公園内で一番高い高台に避難した公園スタッフ・地域の方はここから自衛隊のヘリで救出されました。
震災後、県道塩釜・亘理線のかさ上げ工事と併せ、海岸公園の施設も安全のために一部かさ上げし現在は利用が再開されています。
海岸公園井土地区はデイキャンプ場。各種遊具のある冒険広場・乗馬などが体験できる馬術場からなり、それぞれ違う法人が管理・運営されています。
海岸公園井土地区にある冒険広場エリアはデイキャンプ場の他、様々な遊具を備え、家族で一日楽しむことができます。また、プレリーダー(スタッフ)が常駐しており、子供たちの自由な遊び場作りを行っております。
デイキャンプ場の申し込み、冒険広場の利用時間などの詳細はこちらをご覧ください。
駐車場
車いす優先駐車場は管理棟近くに4台分確保されています
管理棟
管理棟には多目的トイレの他・情報コーナー・休憩スペースなどがあります。
AEDも常備されています。
入口へはスロープを使います。
管理棟の中には震災前に管理棟にあった時計が展示されています。
津波が到達した時間で時が止まっています。
デイキャンプ場
かまど・ベンチがセットになった54区画に分かれており、有料で利用することができます。利用期間は4月から11月でバーベキューやいも煮など日帰りで楽しむことができます。
炊事棟もあり、準備・片づけに便利です
冒険遊び場・プレーリーダーハウス
冒険遊び場には「ぼうひろ」のユニフォームを着たプレーリーダーが常駐しています。
プレーリーダーは子供たちが「おもしろそう」「やりたい」と思える場をつくり見守っています。
避難の丘へ
左側の通路で避難の丘に登っていきます。右側の通路はぐるっと公園を一周する通路になります。
長い坂が続きます。
通路が整備されているのはここまで、避難の丘へは未舗装になっています。
避難の丘には津波浸水区間の案内板がありますが、残念ながら車いすでは見ることはできませんでした。
通路の先端からは海を眺めることができます。
避難丘の下をぐるりと回る通路の途中には、津波によって流されたベンチ・流木がそのまま保存されている場所があります。
流されたベンチの説明を見ています。
流された流木が保存されています。
流木の説明看板は見ることができませんでした。
多目的トイレ
上の地図の通り海岸公園冒険広場には多目的トイレが3カ所ありますのでそれぞれご紹介します。
①管理棟内
介護用ベッドを広げた様子です。
②大型車駐車場向
おむつ交換台です。
③プレーリーダーハウス隣
介護用ベッドを広げた様子です。