JRフルーツパーク仙台あらはま
仙台市荒浜地区。かつて人々が住まい、田畑が広がる長閑な地域でしたが、東日本大震災による津波により、その全てがのみこまれてしまいました。
この場所をもう一度、人々の笑い声と笑顔が集う場所にしたいと、仙台市の集団移転跡地の利活用事業に「仙台ターミナルビル株式会社」が名乗りをあげ、2021年3月18日に荒浜地区に「JRフルーツパーク仙台あらはま」が誕生しました。
震災からの復興・地域との連携・農業の振興を目的に、地域とともに、取り組んでまいります。
現在は、1年中楽しめるフルーツ狩り・レストランなどがあり、多くの方々に訪れていただきたいと思います。
フルーツ狩りの詳細・利用時間等の情報はこちらをご覧ください。
今回は「特定非営利活動法人仙台バリアフリーツアーセンター」の事業に参加させていただき、その中で施設の取材をさせていただきました。
私たちは「バリアフリー社会を拡げる」という共通意識の中、状況に応じて連携して活動をしています。特定非営利活動法人仙台バリアフリーツアーセンターの情報は下のボタンをクリックしてください。
駐車場
車いす優先駐車場は2台分用意されています。
駐車場からの段差はありません。
Fruits Station(総合施設棟)
まずは、総合施設棟に向かいます。フルーツ狩りの申し込み、レストラン・販売コーナーなどすべての窓口はこちらになっております。
駐車場からは西側入口が一番近いです。
タッチ式の自動ドア、広さは十分です。
その他にも研修棟に向かう南側にも出入り口があります。
南側は二重の自動ドア、スペースは十分です。
総合施設棟では貸し出し用の車いすが2台用意されています。
ハウスの端から端までは800メートルもあり、もぎとり体験のハウス内にはイスはありませんので、貸し出し用車いすを有効にご活用ください。
フルーツ狩りへ
JRフルーツパーク仙台あらはま園内では、いちご・ブドウ・りんごなど8品目フルーツを季節に応じて摘み取り体験が行えます。時期として一番長く体験できるのはいちごになっています。公式ホームページからカレンダーをチェックしてみてください。
フルーツ狩りの受付はこちらの機械で行います。
施設からハウス棟へ
摘み取り体験の各ハウスまでは徒歩で向かいます。
こちらが震災前からあった道路です。
摘み取り体験
取材時は梨といちごのハウスを見せていただきました。
ハウスの多くは土になっています
サポートがあれば摘み取り体験も可能です。
いちごハウス
車いすで一番利用しやすいのはいちごハウスだと思います。
摘み取りの期間も長いのでお勧めです。
入り口はスロープがあるので安心です
通路も広くとられているので安心です
伺ったときはまだ実がなっていませんでしたが、これからが楽しみです。
直売所「あらはまマルシェ」
直売所「あらはまマルシェ」では、園内で採れた果樹の他、周辺で生産された野菜・米等の販売が行われています。いつでも新鮮な野菜・果物がそろっています。
通路の幅も充分です
カフェ・レストラン Les Pommes(レポム)
カフェ・レストランLes Pommesでは、ホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースし、農園と地域の旬の食材をメインとした料理やデザート、ドリンクを楽しむことができます。
こちらで食券を購入します。
今回はカレーをいただきました。とても美味しかったです。
多目的トイレ
多目的トイレは園内2カ所にあります。
総合施設棟内に1カ所、研修棟に1カ所あります。
総合施設棟内トイレ
研修棟トイレ
研修棟のトイレは外から直接入ることができます。
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